岡田准一出演の映画「フライ・ダディ」が韓国でリメイク
岡田准一出演の映画「フライ・ダディ」が韓国でリメイク
以前に岡田准一、堤真一らが出演していた映画「フライ・ダディ」ですが、韓国にてリメイクされることになりました。この韓国版「フライ・ダディ」ですが、韓国内で人気急上昇中のイ・ジュンギが主演を演じるようです。
このイ・ジュンギですが、以前「王の男」という韓国映画に出演したことがきっかけとなり、一躍トップスターに上り詰めたという人物です。
岡田君の役をうまく演じることができるかどうか、韓国映画ファンだけではなく、コアな岡田君ファンの方も要注目ではないでしょうか。
以下に、JanJanに掲載されている、岡田准一出演映画のリメイクに関する記事をご紹介します。
・イ・ジュンギ、体当たりで~映画「フライ・ダディ」
金城一紀のベストセラー小説「フライ、ダディ、フライ」。日本では2005年、成島出監督、堤真一、岡田准一主演で映画化された。韓国版「フライ・ダディ」では、人気上昇中のイ・ジュンギが主演する。
平凡で幸せな日常を送っていたサラリーマンのチャン・ガピル(イ・ムンシク)。娘がある日、カラオケで高校生に殴られ入院してしまう。知らせを聞いて駆けつけたガピルに、相手の高校生・テウクは反省の色もなく、両親も謝りに来ない。彼が通う高校の教頭まで、わびるどころかガピルにすごむ始末だ。
ガピルはやり場のない怒りを、心に深い傷を負った娘にぶつけてしまう。「パパには会いたくない」と娘に告げられ、意気消沈するガピル。たまたま見たテレビで、娘を殴ったテウクがボクシングの高校生チャンピオンだと知る。ガピルは刃物を手にテウクの高校へ乗り込むが、たまたま居合わせたスンソク(イ・ジュンギ)という生徒にあっけなく倒されてしまう。
スンソクは、17対1のけんかに勝った武勇伝を持ち、唯一テウクに勝ったことのある生徒だった。ガピルの話を聞き、スンソクの友人たちが復讐計画を立て、スンソクに指導を受けることを提案する。ガピルの娘が外出恐怖症で退院できないと知り、心動かされるスンソク。ガピルの特訓を引き受けることになる。実はスンソク自身も、過去の傷つけられた体験がトラウマとなり苦しんでいたのだ。
娘のために強い父親になろうとするガピルと、クールなカリスマ高校生・スンソクとの40日間の特訓が始まった。年の差はあるが弟子となったガピルは、スンソクにあだ名で呼ばれる。一方のスンソクも、ガピルに父のように優しくされ、次第に心を開いていく。
「自分のことは自分で守る。周りのすべてが敵に見えていた」。孤独なスンソクにとって、ガピルとの関係は師弟以上となっていく。さえない“おやじ”が、強くてかっこいい“ダディ”に変身していく様子に、見ているほうも引き込まれ、心から拍手を送りたくなる。
「王の男」でスターとなったイ・ジュンギ主演。ところが、チェ・ジョンテ監督は不満だったようだ。「お父さんに見てほしい映画にするつもりが、イ・ジュンギ目当ての女子高生ばかりが見に来ることになってしまった」からだ。「王の男」公開前、まだ無名に近かった新人のイ・ジュンギ。「彼の目にひかれて起用した」というが、その後公開された「王の男」の記録的な大ヒットで、計算が狂ってしまった。男っぽいスンソクを演じなければならないのに、イ・ジュンギはコンギル(「王の男」の女形)役から抜け切れておらず、演技をつけるのに苦労したのだ。
撮影前に体重を15キロ増量し、撮影中に15キロ落としたイ・ムンシクと、心に傷を持つ高校生を繊細、クールに演じ、スタントなしでアクションもこなしたイ・ジュンギ。俳優2人の文字通り体を張った演技も見どころだ。イ・ムンシクの笑顔もまぶしく、家族愛にあふれた爽やかな感動作に仕上がっている。
掲載元:JanJan